意匠登録が完了しました!

WOODCHAIN と名付けられた一組の建築物の意匠登録が完了しました。
出願日:令和3年3月3日
登録日:令和3年11月5日
意匠登録:第1700360号

この一組の建築物は、様々な敷地形状に対応できる仕組みを持ち、
システム化・量産が可能な建築物なため意匠登録させて頂いた次第です。
是非この建築を実現できればと思っています。

この建築の偏平した六角形の形状を実現する構造として3つの方法あります。

●01;CLT :Cross Laminated Timber
直交集成板を鉄骨フレームで補強する混構造
(構造そのものが仕上・断熱になる)

●02;木材を金物で接合する軸組工法
(軸組造に仕上材を貼る。断熱材充填)

●03:鉄骨造による軸組工法
(軸組造に仕上材を貼る。断熱材充填)

01の方法は新しい工法なので、接合部等について多少の開発が必要になりますが、国産木材利用の活性化のため、今ならその設計費・工事費について国の補助が出ますので是非この機会を利用して頂ければと思っています。

02による方法は既存の工法なので確実。コストは鉄骨造程度。
接合の実験なども進めており、実現可能で有ることは確認しています。


WOOD CHAIN 
– あの場所に –

CLT;Cross Laminated Timber (直交集成板)で構成された
鎖状に連結するシステム建築の提案。

魅力的な自然風景と
CLTならではの空間とのコラボレーションが、
新たな風景を生み出すのかもしれません。
皆さんが思い描くその場所で。

この建築ユニットは、様々な用途が考えられる。

・自然風景の中のホテル・貸別荘
・地方の眺望の良い廃校のグラウンドの利活用としてのホテル・貸別荘
・ゴルフ場、スキー場、牧場等の一部利活用としてのホテル・貸別荘
・都市公園内の仮設店舗・託児所
・鉄道の地中化等により発生した都市の空地の有効活用としての店舗等
・その他
事務所
共同住宅
新規事業スタートアップ店舗
キャンプ場の管理棟
公共トイレ
etc…..

Kazuro Otsubo Architects  大坪和朗建築設計事務所

新旧が心地よく繋がる空間

以前設計した物件が、
なぜだかとても居心地が良いとのことで気に入って頂き、その親類の方から母屋の改装の依頼があり、伝統的な形式を持った住宅の、改装+補強 を設計しています。

設計のテーマは「新旧がスムーズに繋がる心地良い空間」とでもいいましょうか。
果たしてそれは、「伝統の延長のアレンジ」なのか「和」なのか「和モダン」なのか「モダンと伝統の対比」なのか。それをあみ出す作業でもありました。

既存を生かしながら、いかに心地良くリフレッシュできる空間を提供できるか、というのが、難しくもあり、だからこそ面白く取り組んだテーマでした。

伝統的な構造を持つ住宅は、長押や鴨居や垂壁があり、それらが柱を周囲から固めている要素が有るため、改装によって弱くしないよう、構造については既存構造を受け入れる方向で考えていきます。

改装の面白さは、
どうしても既存が残るので、むしろそれを、建築の「歴史・痕跡」として生かしながら、
いかに新しい部分と調和させるか、ではないかと個人的には考えています。

設計がひと段落し、これから工事に入っていきます。

既存写真:長押・鴨居・欄間・垂れ壁が有る構造
改装CG:木部は全て収納になっています

鉄骨検査の風景

設計監理に関わっているホテルの鉄骨検査の風景。
今まで設計してきたものが、圧倒的な物として実感できる機会です。
広い作業場、綺麗な溶接。好きな風景。

写真は6月にinstagramにアップしてたものを、こちらのブログにもアップ。
今は上棟し、外壁パネルも立て込まれ、2021年内完成予定で進んでいます。

いい色・・・

打ち合わせで、以前設計させて頂いた場所を訪問。
新緑が眩しい、気持ちの良い季節ですね。

この緑と、少し紫ががかった赤。
何度でも思ってしまうのですが、いい色・・・。

赤(赤紫)というのは不思議と自然に合うんですよね。
オールシーズン紅葉を見ているような嬉しさがいつも有ります。
ちょうど欲しい色がそこに有るというような。

理屈でない不思議を感じてしまいます。

とはいえ理屈も有ります。
緑と赤紫は「補色調和」の関係。
12色相環上で反対に近い色同士がお互いを引き立て合うという。
これが、自然の中で、赤い花の咲く時期や、赤い実のなる季節、
紅葉の時期というような、ハレの季節に現れるのは不思議なことです。
赤は理屈ではなく、元気になる色ですよね。
また、その赤も、少し紫に寄っているのがポイントだと思います。
そして、緑とセットだから落ち着くのでしょうね。

この「補色調和」は、私の大好物で、それに出会うたびに「補色調和だ」と呟くのですが、
パートナーには「また言ってる」と言われます。笑。

何度でも言っちゃいます。
「いや〜補色調和って、本当にいいですよね〜」

下の写真は、リビングから見た雑木林風の庭。
リラックスしてしまいます・・・まるで別荘のようですが、
ほんの東京近郊の住宅街なのです。

Kazuro Otsubo Architects  大坪和朗建築設計事務所

WOOD CHAIN – あの場所に –


WOOD CHAIN
– あの場所に –

あるコンテストにて、
Cross Laminated Timber (直交集成板)で構成された
鎖状に連結するシステム建築を提案。

魅力的な自然風景と
CLTならではの空間とのコラボレーションが、
新たな風景を生み出すのかもしれません。

皆さんが思い描くその場所で。






この建築ユニットは、様々な用途が考えられ、
仮設建築としての需要にも応えられるのではないかと考えています。

・自然風景の中のホテル・貸別荘

・地方の眺望の良い廃校のグラウンドの
 利活用としてのホテル・貸別荘

・ゴルフ場、スキー場、牧場等の
 一部利活用としてのホテル・貸別荘

・都市公園内の仮設店舗・託児所

・鉄道の地中化等により発生した都市の
 空地の有効活用としての店舗等

・その他
 事務所・共同住宅
 新規事業スタートアップ店舗
 キャンプ場の管理棟
 公共トイレ etc.




Kazuro Otsubo Architects  大坪和朗建築設計事務所

大学での非常勤講師が始まります

国士舘大学 理工学部 街づくり学系 で 
非常勤講師 をさせて頂くことになりました。

私の役割は、
設計製図の講義で、建築意匠の技術・文化を、土木系街づくり系の学生に伝えること。
また、大きなテーマとして「人が過ごす空間、人が暮らす風景にとって大切なことは何か」
を伝ること、です。

どちらかと言うと住宅の設計が多い私に、土木系のご依頼いただいた理由はおそらく
「人が過ごす空間、人が暮らす風景」を取り扱っているからではないかと理解しています。
割と人間臭い分野だからではないでしょうか。

それは確かにそうなのです。
私の建築設計のモチュベーションの原点は、
「大地に根付く人々の、個々営みの風景から、それら全体が作り出す風景まで全て・・・」
つまり「人々の住まいから風景まで」と、実現したいものの範囲が広いのですが、
その最小単位である「人々が生きる場」が、風景として広がっていると言うのが理想ではないかと、思っています。

国内外に関わらず、
感動的な風景には、そこに暮らす人々の生活が垣間見えているように感じたものです。
感動的な風景とは、人々の生活や歴史までもが感じられる風景ではないだろうかと思います。

久々に暑苦しく小恥ずかしいですが、
根本ではそのようなことを考えています。

今回のご依頼を機に、普段なかなかご一緒する機会のないスケールの分野の、
学生を含めた方々と改めてお近づきになれることを楽しみにしています。

※写真:中央区勝どき 桜小橋
先日、視察の際に撮影

HAPPY NEW YEAR 2021

明けましておめでとうございます

昨年は外出自粛により、年賀の写真は近場となっておりますが、これも良い風景。
公園の芝生の上から見上げた空と木々ですが、
これだけでも、まあ本当に、有難いと思える1年でした。
これからは、都市の近場の環境も大変重要になるのではないかと思います。

個人的には、時間が有っただけに、様々なことに考えを巡らせた一年でしたが、
プラスにしていくために、今だからこそ、できたこともいくつかあり、
コンセプトをより研ぎ澄ませる1年でした。

新しいことも始まります。

今年も何卒よろしくお願いいたします。


Kazuro Otsubo Architects  大坪和朗建築設計事務所

自然に迫る建築 – 計画編 –

自然に「迫る」建築 – 計画編 –

前回の崖地のコンセプトモデルに対し、
こちらは実際に計画されたものです。

15年前に、彫刻家のギャラリー
・ゲストハウスとして計画されたものですが
このご時勢をきっかけとして、
再び、実現したい建築・空間として
浮上して来たのです。

自然を感じるための建築。
様々な人が訪れ、滞在する、開かれた場所。
そんな建築が有ったらいい・・・。

山を受け 小川に接し 海を眺望する
自然と一体化しつつ、
暖かい場所も用意された建築

この計画は、
「自然に迫る部分」と「守られた部分」の
2つの部分によって構成され、
居場所を変えることで、
安全面と温湿度環境に対応する。

●自然に迫る部分:
自然の位置・レベルに近づける。
掘り込まれ、半地下化されるため
コンクリート構造とする。
コンクリートは自然の温度を感じさせる
石のような素材として存在する。
屋外環境を感じるための、
半屋外のような空間。
※実際に半屋外であっても良い

●守られた部分:
「自然に迫る部分」の背後に控え、
高いレベルに位置する。
居住空間としても利用でき、
ホッコリ(笑)したいタイミングに利用する。
※CGでは薪ストーブの有る木造部分

※ この構想の模型等はこちら「Atelier – M」


Kazuro Otsubo Architects  大坪和朗建築設計事務所

自然に迫る建築

自然に「迫る」建築

2020年 自然は、
やはり私たちの喜びであり
生きることそのものに直結するということが
顕在化したように思われる。
少なくとも都市に住む私は
そう感じることになった。
生身の自然に会いに行くための、
建築が有ればと思う。

この建築は、
生身の自然を感じることを目的とした場所。
行きたいと思ったその時に、誰でも訪れ、
滞在することができる。
開かれた建築。

この構想の計画は、
「自然に迫る部分」と
「自然から守られた部分」の
2つの部分によって構成されている。
シーン・天候によって居場所を変えることで
安全面と温湿度環境に対応する。

●自然に迫る部分:
生身の自然に迫ることを目的とし、
自然の位置・レベルに近づける。
構造は自然の猛威にさらされることも想定し
水と外力に強いコンクリート造とする。

●自然から守られた部分:
「自然に迫る部分」から少し離れ、
標高が高いレベルに位置する。
居住空間としても利用でき、自然から
距離を置きたいタイミングに利用する。

用途は限定されていない。
ここが好きな人がその気にさえなれば、
どんな用途として使う事も自由だ。

※ この構想の手書きバージョンはこちら「エッジに住む」


Kazuro Otsubo Architects  大坪和朗建築設計事務所

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